メタボ診断・メタボリック検診 開始

2008年4月1日から、特定健診（メタボ健診・メタボリック健診）、特定保健指導が始まりました。
特定保健指導は40歳以上の被保険者、被扶養者に対して生活習慣病予防のための健診・保健指導です。

どのような診断が行われるのかというと、健康診断に腹囲測定が追加されます。
メタボ診断でメタボリック症候群の人をみつけて、生活習慣病を予防するために実施されることになります。その結果から、内臓脂肪の状況を見て、その後の保健指導の方法を決定します。

今では、3人に1人の割合で、メタボ予備軍とされる方々がいます。そして、成人だけではなく、子供にもメタボの影響が出ています。
　まだまだ、メタボリックシンドロームになる前に、生活習慣を改善していきましょう。

これから出るチェック項目を確認してみましょう。
メタボになりやすい生活習慣を例にあげています。

□20歳の頃と比べると、体重が5kg以上増えている。
□おへそまわりは男性の方は85cm、女性の方は90cm以上ある。
□健康診断で血圧が高いと言われている。
□健康診断で糖尿病の疑いがあると言われている。
□中性脂肪は150mg/Hg以上、またはHDLコレステロールは40mg/Hg未満である。
□きんえんしようと思っているがなかなか止められない。
□熟睡できないことが多い。
□疲れがたまっていると感じている。
□自分の健康がとても気になる。
□1日中ほとんど運動をしていない。
□1日に歩く時間は40分以下である。
□人と比べて歩くのが遅い。
□通勤や仕事では車を利用している。
□階段よりエスカレーターを利用することが多い。
□休日は外出せず家にいることが多い。
□1日3食とらない事が多い。
□朝食を食べないことがある。
□お腹がすいていない時は食事をとらない事が多い。
□食事は自宅で食べるより、外食・コンビニを利用することが多い。
□夕食時間は遅くなることが多い。
□食事はいつもお腹一杯になるまで食べることが多い。
□食後2時間以内に寝る事が多い
□どちらかというと食べるのは早いと思う。
□脂っこいものが好きである。
□魚より肉料理のほうが好きである。
□野菜をあまり食べていない。
□おさけを週5日以上飲んでいる。
□間食で甘いものを食べることが多い。
□缶コーヒー、ジュースを飲むことが多い。
□水よりもスポーツドリンクやジュースが好きだ。
□両親のどちらかが肥満体型だ。

チェック項目にあてはまるほど、メタボリックシンドロームである可能性が高くなります。気になる方は、病院でメタボ健診を受けることをオススメしますよ。
何事も、早い段階で分かると、生活習慣や食事制限などで、改善していくことも可能になります。

あまり当てはまらなくてもひとつでも当てはまる項目があれば、それを改善していくことが大切です。

メタボをもっと知りたい方は、こちらを参照してみてはいかがでしょうか？

参照：厚生労働省

参照：知っ得？納得！！メタボリックシンドローム