コレステロールを減らそう！

生活習慣病で、コレステロール値が高いと言われたことはありませんか？

コレステロールとは、血液の中を流れている、脂肪分のこと。
コレステロール値が増えすぎると、血液の流れを悪くし、動脈硬化を引き起こす原因を作ってしまうのです。

コレステロールが増えすぎた状態のことを高脂血症と呼びます。
近年、食事が欧米化することによって、脂肪を取りすぎてしまい、増えている病気のひとつなのです。
ひどくなると、高コレステロール血症や高中性脂肪血症となってしまいます。

原因としては、糖尿病や腎臓病、肝臓病などのほかの病気と合併することによって現れるケース、食事や生活習慣が原因となるケース、親からの体質遺伝して発症するケースなどがあります。

実際は、体内での中性脂肪の代謝が悪いことやエネルギーや糖質などを撮り過ぎていたり、運動不足によって肥満になるなどが関連しているのです。

では、コレステロールを減らすための７つのポイントを紹介しましょう。

++1.定期検診をきちんと受ける。++
高脂血症や動脈硬化は、普段の生活では自覚症状がありません。そのことから、狭心症や心筋梗塞の発作を起こすことで、気づく方も多い病気です。
年に1度は定期検診を受け、そこから得た結果を元に、予防や対策を行うことが大切なのです。早期発見することもでき治療を行うこともできます。

++2.肥満を防ぐ。++
肥満は、動脈硬化だけでなく、高血圧や心臓病、糖尿病など、多くの病気を誘発します。
太る原因というのも食事のバランスが悪かったり、運動量が少ないことにあります。
何気ない生活の中で、エネルギーを摂り過ぎないように、その分エネルギーを消費することができるよう、身体に脂肪がたまらないように気をつけることが大事です。

++3.バランスのよい食事をする。++
基本的には、バランスよく食べることが重要です。ただ、エネルギーの摂りすぎに注意することも大切です。
コレステロール値が気になる人は、コレステロールを多く含む食品やコレステロールを増加させる食品を確認して、食べ過ぎないことで、かなり予防できるはずです。腹八分目が丁度いいのです。

++4.適度な運動を定期的に行う。++
運動不足は、肥満を招くことは誰もが知っています。さらに肥満になることで、運動することを避けるようになってしまい悪循環です。そのためにも定期的な運動を心がけることが大事。
ウォーキングや水泳、自転車、ジョギングなど有酸素運動がおすすめです。

++5.ストレスを上手に解消しよう。++
人はストレスを感じると血圧が上昇し、血液中のコレステロールも増加します。
そのためにも、ストレスをためることなく、適度に発散できるような、スポーツや趣味など、自分に合う、ストレス解消方法をみつけましょう。

++6.禁　煙　・節　煙　しよう！++
喫　煙は、高脂血症を悪化させ、動脈硬化を進め、心臓病を引き起こします。ガンの危険因子であることも知られていますよね。
自分自身の身体のことを考えて、減らす努力、止める努力が必要ですよ。

++7.アル　コールは適量を守りましょう。++
少量のア　ルコールは、身体に悪影響を与えることはありませんが、実際は、それ自体エネルギーも高く、肝臓で中性脂肪を作りやすくしてしまいます。
飲みすぎないように控えめにすることが大切なのです。


※高脂血症を知らせる体のサイン
・手のひらの線や指の股が黄色くなる。
・まぶたや肘、膝、かかとなどに黄色い小さな瘤のような硬い盛り上がりができている。
・黒目のふちに沿って、白い輪状のものができる。
・アキレス腱が太くなる。つまんで1cm以上は危険なサイン。

このようなことが身体に起こっている方は、高脂血症になっている可能性が高いです。
病院で早期に検査を行いましょう。