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食肉が健康に良いことを示す調査結果があります。1900(明治33)年ころ、日本人の平均寿命はわずか39歳でした。平均寿命が70歳を超えたのは、女性が1960(昭和35)年、男性が1971(昭和46)年のことです(厚生労働省:第21回生命表の概況)。これは、第2次世界大戦後、日本人が畜肉や乳製品などを食べるようになり、食の多様化が進んだことが原因の1つと考えられます。
肉などの動物性タンパク質は、筋肉や血液を作るだけでなく、骨を作るメカニズムを促進しホルモンのバランスを整える効果もあります。また、血管をしなやかにして脳血管疾患を予防し、感染症に対する免疫力を高める作用もあるのです。日本が長寿国になった要因の1つに、動物性タンパク質の摂取量が増えたことも挙げられるでしょう。
加齢にともない急激に知能が低下することがあります。これがいわゆる「認知症」で、80歳を超えると、その発症リスクが急激に高まるといわれています。認知症になると完治はきわめて困難ですが、最近、認知症を改善する可能性を持つ栄養素として、アラキドン酸が注目されています。アラキドン酸はリノール酸から合成される必須脂肪酸の1つで、脳の機能を担う神経細胞の生成を促す働きがあります。高齢者やアルツハイマーの患者さんは、脳の細胞膜に含まれるアラキドン酸の量が少ない傾向にあります。また最近では、70歳を超えても神経細胞が作られることが分かってきています。
アラキドン酸は植物にはほとんど含まれないため、肉、魚、卵などの動物性食品から摂取する必要があります。その中でも豚レバーはアラキドン酸含量が高く、100g中に約300mgも含まれています。レバーにはアラキドン酸だけではなく鉄分、ビタミン類も豊富に含まれており、まさに栄養の宝庫です。レバーはくせがあるので嫌う方も多いのですが、ぜひ、おいしく食べる工夫をして、毎日の食卓に取り入れたいものです。
認知症とよく間違われる高齢者の病気に、「老人性うつ病」があります。何もやる気がせず、食欲がなくなる。そんな症状が続いたら、うつ病を疑う必要があります。うつ病は、神経伝達物質のセロトニンと大きなかかわりがあるといわれています。セロトニンは脳内神経伝達物質の1つで、精神を安定させる働きがあります。
このセロトニンの原料となるのが、必須アミノ酸の1つであるトリプトファンです。トリプトファンは肉に多く含まれている必須アミノ酸です。したがって、うつ病を予防するためには、肉などの良質なタンパク質を摂取してトリプトファンを十分に補うことが重要です。また、太陽光や睡眠、運動などもセロトニンの分泌を促すことが知られています。戸外を散歩したり、青空の下でラジオ体操をするなどして、適度に体を動かしつつバランスのとれた食生活を実践することが大切です。
最近、高齢者の間で「新型栄養失調」が増えています。これは偏食が原因で起こる栄養失調で、厚生労働省の調査によると、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に当てはまるそうです。なぜ、現代のような飽食の時代に高齢者の栄養失調が増えているのでしょうか。理由の1つには、年をとるにつれて肉や卵などの動物性食品の摂取量が減ることが挙げられます。「年をとると、サッパリしたものが食べたくなる」というように、高齢者は食肉や卵を敬遠しがちです。ところが、肉や卵などの動物性食品を十分にとらないと、血液中のタンパク質の約6割を占める「血清アルブミン」の量が減ってしまいます。血清アルブミンは、体の機能を整えるうえで大変重要な働きをしています。このため血清アルブミンが不足すると、栄養失調になったり、心臓病や脳卒中のリスクを高めてしまうのです。
新型栄養失調が増えている理由はそれだけではありません。加齢とともに栄養素の吸収率が悪くなるので、以前と同じ量を食べていても栄養が自然と不足してしまう可能性が出てきます。また、年を取るにつれ肝機能も衰えていくため、肝臓で生成されるアルブミン量も年々減っていきます。健康を維持するためにも、肉や野菜、卵などをバランスよく食べることが重要です。
参考:エバラ食品
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